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私の掏明くん

第13章 正夢



掏明「大丈夫?無理しなくても…」

千尋「ううん、大丈夫…」

掏明「…」

千尋「…」


掏明は大丈夫だったが
千尋はバレないよう気をつけながら二人
の後を付けた
二人は
スーパーで買い物をし
花屋で花を買いどこかへ向かった
しばらく歩き到着したのは駅近くの大き
な病院だった


千尋「病院、誰かのお見舞いかな…」

掏明「…」


到着したのは個室
個室だから入るわけにいかず
千尋は入り口で待ち、しばらく様子を見
る事にした


看護婦「失礼します」

千尋「…」

掏明「俺、ちょっと様子見てくる」

千尋「…うんっ」

掏明「…」


検診の時間
看護婦さんが病室を訪ねた隙に
掏明だけ病室に入った
千尋はしばらく
病室の周りをうろうろしていたが周りの
人達から怪しまれ始めていた為
仕方なく近くの売店へ
向かった


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