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私の掏明くん

第15章 病室で



看護婦「気のせいかしら…」

千尋「…」


間一髪
ベットの下に潜り
入り口から見える事はなかったが
もし窓側に移動されたら見られてしまう
散らばった千尋の服や下着
自分の足
下半身が…


千尋「(小声)…ンッ」

掏明「千尋、声出したらバレちゃうよ?
我慢しなきゃ」

千尋「(小声)ハァハァッ…ごめん」

掏明「…」


ここは病院
いつもと状況が違う
絶対バレちゃいけないのに
その状況が千尋をいつも以上に興奮させ
無意識の内に
腰を動かしていた


千尋「(小声)ハァハァ…ンッ」

掏明「こういうの、久しぶりだから余計
感じるよね」

千尋「ンッ!!」


声が出そうになり
両手で口を押さえた千尋
声が漏れる事はなかったが看護婦さんは
床に散らばる
ある物に気づいてしまった
それは…


看護婦「何か落ちてる?」

千尋「!!」


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