私の掏明くん
第3章 学校でも…
掏明「ここが千尋が勤めてる学校?」
千尋「普通の学校でしょう」
掏明「男子校なんて聞いてないよ」
千尋「そうだったっけ?」
掏明「そうだよ」
千尋「何か怒ってる?」
掏明「…だって」
千尋「あっごめん、もう行かなきや」
掏明「えッ?」
千尋「今日早朝会議があるから、ごめん
また後でね」
掏明「ちょっと、千尋!?」
掏明を正門に残し
小走りで職員室へ向かった千尋
正門に立つ、謎の全裸男
だけど
生徒達に掏明の姿が見える事はなく
生徒達は平気で下ネタの話しをしながら
学校へ入って行った
男子①「あぁ~先生とやりてな~」
男子②「俺も俺も」
男子①「3Pセックス?」
男子②「3P3P」
掏明「…」
相手は男子高校生
思春期、大人の女性に憧れる年頃だろう
だからそんなに気にする事では
なかったが…
掏明「男子校、やっぱり危険だ…」