私の掏明くん
第3章 学校でも…
千尋「(小声)無理…だよ」
掏明「大丈夫、みんな授業聞いてないし
気づかないよ」
千尋「(小声)ンッ…でも…」
教科書で顔を隠し
必死に声を押し殺す千尋
掏明が言うようにみんな授業を聞いてい
ないし
声さえ出さなければバレる心配は
なかったが…
千尋「…ァッ」
掏明「…」
いつの間にか
掏明の手は下着の中へ移動し
わざとらしく、その入り口を指でなぞっ
た
いけないとわかっていても
触ってほしい、入り口だけじゃなく
中も触ってほしい
不覚にも
そう思ってしまった…
千尋「ハァハァ…アんッ!!」
男子「先生?」
千尋「!!」
男子「授業、しないんですか?」
千尋「…ごめんなさい…先生…ちょっと
具合が悪いから…」
掏明「…」
千尋「…自習にします」
乱れたスカートを直し
教室を出た千尋
だけど
職員室や保健室に行く事はなく
掏明を連れ向かったのは教室を出た隣の
階段だった