私の掏明くん
第21章 チョコレート味
掏明「…食べたいです」
千尋「食べたいなら手伝ってね」
掏明「…は~いっ」
掏明に手伝ってもらい
東矢へ渡すチョコレートは完成した
そして…
掏明「で、俺専用のチョコは?」
千尋「バレンタインは明後日でしょう?
当日まで」
掏明「待てないよ、千尋のチョコ食べた
いな、食べさせてよ」
千尋「…うんっ」
服を脱ぎ下着の上から
チョコレートを自分の肌に塗った千尋
まだ温かく
ちょっと熱かったが
服を脱ぎ肌寒い体には温かかった
掏明「いただきます」
千尋「…ンッ」
腕や首筋に塗ったチョコレート
それを舌で少しずつ舐め取っていく掏明
チョコレート越しに感じる
舌の感触
それがくすぐったくて
恥ずかしくて
千尋「なんか…自分が食べられてるみた
いで恥ずかしいね…」
掏明「そうだね」
千尋「ンッ、はあっ…あんっ…」