私の掏明くん
第24章 終電間際
千尋「…ンッ」
東矢「横になって…」
千尋「…うんっ」
今まで立っていたが
先の行為を考え横になるようにし椅子に
腰掛けた千尋
その上に覆いかぶさるように
東矢は体を重ねた
東矢「チュッ、クチュンッ…」
千尋「ンッ…」
その間も
少しも離れたくないと
お互い体を密着させ何度もキスをした
キスをしながら
東矢は千尋の太ももに
優しく触れた
千尋「ンッ!!」
東矢「…何も…何もしてないよ」
千尋「…何が」
東矢「体が元に戻ってからも…退院して
からも俺は…俺は貴子とは何もしてない
キスもセックスも…」
千尋「…ごめんなさい…でも私…」
東矢「別に千尋を責めてるワケじゃない
ただ俺には千尋だけだから…」
千尋「…うんっ」