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抵抗

第1章 失敗したスパイたち《1》



足は自由だ。
私は、目の前にいるリーダー格の男を
蹴りあげた。

私の足は彼の顔にヒット。

「アズマさん!!」

男のうちの一人が叫んだ。

まぁ、普段から鍛えてますからね!
スパイとして!!

「っっ!?
いってぇなぁっ!!」

ギロッっと、睨まれる。
そして、

バシッ

「レイ!!」

頬に平手打ちが返ってきた。

「今の立場と、状況考えろよ」

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