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抵抗

第3章 観察記録《1》



ズブズブズブ
「あぅっ、ああぁぁッ」

父親は激しく指を動かす。

「…父さ…も、やめ…うぁっ…」

それを聞いて父親が目をつりあげた。
そして、指を抜き、床に落ちていたビール瓶を手に取った。

稜平は背後でおきているため、
見えない。

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