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俺、どうしたい?

第5章 やきもち…か?

写真撮影の日。

またじゃれてるよ・・・
もう、まったくアイツ達は・・・



んっ?!
なんで俺、こんなにイライラしてんだ?




「翔ちゃん、また難しい顔してたよ」

「してない、してない、絶対してない!!」

「何か翔ちゃんおかしいよ。もういいや。
俺とだから行くよ!」



相葉君に手を引かれ、スタジオへ向かった。

相葉君とのツーショットは、結構密着度も高く今日も後ろからハグされた。
ふと冷たい視線を感じ、相葉君に気付かれないようにそっと振り返ると、スタッフの後ろで俺を見ている潤。

こわい顔・・・してる。

ドキッとして、視線をそらした。


何、視線そらしちゃったりしてるんだ?


すると、凄く小さな声で相葉君に囁かれた。



「ねぇ翔ちゃん、最近イライラしてるよね。
俺、慰めてあげようか・・・
今日、仕事終わったらうちおいでよ」



えっ?
何言ってんの?



「慰めるってなんだよ!!」

「ほらほら撮影中だよ。こわい顔しないよ。
俺、知ってるんだよ、イライラの原因。
とにかくうちに来なよ」



何を知ってるって言うんだ?
とっ、とりあえず話を聞きに行こう。

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