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俺、どうしたい?

第5章 やきもち…か?

仕事が終わり、相葉君の家に向かった。
久しぶりに行く相葉君家。
リビングで酒を飲んだ。
しばらく飲んだ後で、仕事中に言われた意味を聞いた。


「あのさ、撮影の時に言ってたけど、知ってるって、何を知ってるの?」

「翔ちゃんさぁ、松潤とリーダーがじゃれてるの見て、やきもちやいてるよね~」

「やくわけないだろ!何で俺がやかなくちゃいけないんだよ!!」

「ほら~、そうやってムキになって・・・
翔ちゃんさぁ、態度に出ちゃってるよ」

「ムキなんてなってな・・・っん」



いきなり・・・キス?!



「何・・・すんだよ・・・やめ・・・ろ」



胸を押し返した。



「ムキになってる翔ちゃん、たまんない可愛いよ。松潤なんかやめて、俺にしなよ」



そう言って、またキスをした。



「やめろって。俺は付き合う気はない。
潤とも付き合っている訳じゃない。
メシ食ったり、飲んだりしているだけ。
あいつもそれだけでいいって言ってるから」

「潤ねぇ・・・
翔ちゃん頭良いけど、ちょっと鈍いよね。
まぁいいや、そういう事にしてあげる。
でも俺、翔ちゃんの事、諦めないからね」



そう言いながら、俺を抱き締めた。

コイツの腕の中・・・







好きじゃない・・・なぁ。



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