不器用なタッシュ
第5章 『 好き 』?
授賞パーティーが終わり、二次会は友人知人が飲み屋に集まる予定だった。
安岡は、そこに渡辺香織を呼んでおくと言っていた。
二次会に向かう途中で仲間たちに、はしゃがれて盛り上がりながら進むと…彼女の姿が見えて来た。
何だか、ニヤニヤしてるけど?
安岡が
「渡辺さん、お待たせ!」
と声を掛ける。
彼女の顔を見たら照れ臭くなって、鼻の頭を掻いてると
「嘉之さん、おめでとう!」
満面の笑顔で、祝ってくれた。
誰から言われるよりも、嬉しい一言。
「ん…サンキュー。」
心臓が、バクバク鳴っている。
安岡は、そこに渡辺香織を呼んでおくと言っていた。
二次会に向かう途中で仲間たちに、はしゃがれて盛り上がりながら進むと…彼女の姿が見えて来た。
何だか、ニヤニヤしてるけど?
安岡が
「渡辺さん、お待たせ!」
と声を掛ける。
彼女の顔を見たら照れ臭くなって、鼻の頭を掻いてると
「嘉之さん、おめでとう!」
満面の笑顔で、祝ってくれた。
誰から言われるよりも、嬉しい一言。
「ん…サンキュー。」
心臓が、バクバク鳴っている。