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不器用なタッシュ

第5章 『 好き 』?

三時間くらい大騒ぎし、時間も22時なっていた。


まだ、飲み足りなさそうな雰囲気。


三次会オールコースだな…上手く抜け出さないと。


彼女の方にを見ると、安岡が三次会に誘っている。


おいっ!これから二人きりに、させてくれるんじゃないのか!?


「渡辺さん!三次会行こうよ!」
「あ…私はここで…。」
「え~!行こうよ~!」


他の連中も、彼女に集りだす。
きっと変な下心の奴も、いそうだな。


何とかするしかないよな…。


「おまえら、彼女巻き込むなよ!俺、送ってくるから!」


そう言うと


「おい!主役が居なくてどないする!俺が送るよ。」


煩い!勝手に盛り上がれ!


「お前ベロベロだろ~が!任せられるかよ!行くよ、渡辺さん。」


ドンドン駅に向かって行く俺に渡辺香織は


「すみません!駅で別れますので!今日は楽しかったです!」


と、付いてきた。

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