テキストサイズ

不器用なタッシュ

第6章 不安

香織を駅で待ってる間に、トランスから締め切りの電話が掛かってきた。


作製状況を聞かれて、状況を説明した。


「はい…そうですね…イメージさえ出来てしまえば、後は早いので。」


『須永さんには、凄い期待してますよ!締め切りは来週の金曜日になりますが、大丈夫ですか?』


来週…そんなに、日にちはない。 


「はい…分かりました。来週ですね。はい、大丈夫です必ず仕上げます…。では、失礼します。」


話を終えると


「お疲れ様~。」


香織が、笑顔で現れた。


それに釣られて俺も、自然と笑みがこぼれ


「よう!」


不安に支配されそうになってた中の、束の間の休息な感じだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ