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不器用なタッシュ

第9章 霹靂

ニュービートルが走り出すと


「私、ニュービートルに乗るの初めてだな!」


「まあ、周りで持ってるヤツ居ないしね」


「色が珍しいよね…イエロー系とかが、多くない?」


トクン…


俺が欲しがってたの知ってたから…調べたのかな…。


「最近は、色々あるけど、グリーン系はね…たまたま…安くあったから」


「へぇ~」


話が盛り上がってる内に、香織のアパートの近くまで到着した。


「ありがとう…お祝いは、また今度プレゼントでもするから」


香織はいそいそと車から降り様としてたから、試してみようと思った。


「香織…話あんだけどさ…」


ビクッと香織の肩が震える。


そんなに驚く事かよ?


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