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ボク赤ちゃんに戻っちゃった!

第6章 先には!?

それから、久実ちゃんに手を引かれて、五階へと上がり部屋の中に入る。

入るなり久実ちゃんが…

「キラくん。目にクマができてるょ。昨日はお盛んだった?」


わぁわぁ!
久実ちゃんにそう言われて、ボクは鏡を見る。


「嘘ょ。」


「久実ちゃん~」


「これでも、あたし鼻がいいほうで、イカ臭いよ!キラくん。」


わぁっわぁ!;
ボクは慌てて身体を嗅いでみる。ボクにはわからない!
あのまま、風呂に入らずに寝てしまったせいか?
アガァー;



「ところで、ボクが学校休んだこと分かった!久実ちゃん。」


ボクは久実ちゃんにベランダに連れて来られて。


「ほらっ、あそこ、キラくんの通学路が見えるでしょう。朝、みんなと一緒に居なかったからね。」


わぁわぁ!ボクの行動が丸見え!久実ちゃんは天然って思ってたけど;
女という生物はボクには理解できない?
ボクは女の子に翻弄されっぱなし;




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