ボク赤ちゃんに戻っちゃった!
第8章 悪魔の子!?
翌朝。
わたしはベッドから出て、着替える。
借りたパジャマを畳んで、赤く汚れたシーツを丸めて、ベッドの隅に置く。
キッチンに行ってみると那奈ちゃんが朝食の用意をしていた。
「あのーシーツ汚しちゃって、ごめん。」(^^;
「いいょ、洗えば済むことだし…」(笑)
「朝ご飯食べて行くでしょう?キラリちゃん。」
「うぅーん、ママが待っているから帰る。昨日はごちそうさまでした♪」
「キラリちゃんが喜んでくれて、私も楽しかった♪」
「わたし、一生忘れられない誕生日になった♪」
「わぁ!そんなふうに言ってもらえるなんて!こっちこそ、ありがとう。」
「それじゃ、帰るね。那奈ちゃん。」
「うん、また遊びに来て、キラリちゃん♪」
「うん、来るょ。那奈ちゃん、バイバイ。」
わたしは赤いドレスで那奈ちゃんのマンションを出て行った。
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