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君と描き始める未来に

第6章 幸せの誓い

拍手喝采を送る暢くんのところに戻る黎子ちゃんは、してやったり的に笑っていた。


「あぁ~やっぱり普通じゃ無かったよぉ~!」


「そう~黎子ちゃんらしくて、友情満載だったじゃない!」


俺は素敵だったと思うけどな…マニュアルみたいなスピーチなら本やネットからパクればいいだけだ。


香織の人間性だけをアピールしていたから、さっきの佐伯さんの思い込みは、必然と否定されたと思う。


見れば佐伯さん以外の同盟軍も共感している様だし…佐伯さんは唖然としてるけど。


さて…次は俺の問題…。


滝島のスピーチだから!


黎子ちゃんは友人だから、おれくらいの洒落っ気入れても支障はない…けど、滝島は会社関係者も居る前で下手な事は流石に言わない…と、思いたい!

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