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君と描き始める未来に

第7章 ひたすら滝島目線

佐伯さんは、俺と小田切と同期なだけあって、他の同盟軍とは、思い入れが別格なんだよなぁ~!


部署も一緒の時が多かったから、尚更だ。 


新人研修の時から、小田切に惚れてるのは端から見てて一目瞭然なのに、肝心な本人が無頓着だった。


小田切も何人か付き合った人は居たが、社内恋愛は絶対しなかったのは謎だな?


同盟軍の存在も、知らなかったし。


「国彦さん、ビールでいい?」


「有り難う~!」


「同盟軍…まだ健在なのね…噂では聞いたけどね。ふふ、小田切さん相変わらず大変ね~。」


「小田切より、俺が大変だよ!」


「頑張って!小田切さん、大好きでしょ!」


「おいおい。」


勝手にライバル視してたら、惚れ込んでた。


男から見てもいい奴なのは確かだが…何せスーパー天然素材なのが、厄介なんだよな~。

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