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君と描き始める未来に

第7章 ひたすら滝島目線

朋代たちのところに戻ると、同僚からは


「ははは~流石、滝島だな!小田切にここまで出来るの、オマエだけだよ!」


「そう~?小田切は普段から、面白い奴だろ!」


「まあな~。本当にいい奴だよな!」


そうなんだ…カッコ良すぎるから気後れしてしまうが、アイツの誠実さは皆知っている…。


小田切…知ってるか?


皆、オマエを好きなんだよ。


だから周りを見て、欲しかったんだ。


オマエを取り巻く環境は、想像以上に温かい…。


それは、小田切自身が温かいからなんだ。


香織ちゃんと出会ってから、更にそれが引き立った。


何があっても、二人で幸せになれよな!


「国彦さん…。」


朋代は星叶を抱えながら、やり過ぎたスピーチをちょっとたしなめる様に笑っていた。

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