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君と描き始める未来に

第8章 親善旅行?

翌朝…俺は目覚めと共に、ガックリと枕に顔を埋めた…。


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福岡空港に向かう途中で、人気ランキングを調べたラーメン屋で、豚骨ラーメンを啜る。


母さんが、元気よく


「替え玉~一つ!硬めで!」
「こっちも!」
「あいよ~!」


細面でもの足りないのか、両親たちは、替え玉をお代わりしていた。


「志信も頼む?」


「…あ~いいや…。」


どうしようもなく落ち込む。


人生で落ち込んだ、ランキング3位だろうな~。


こないだまで、3位は香織が嘉之に痣付けられてた事だったけど…。


そんな俺に、母さんは


「本当に…ズズッ…志信は女々しわね~!香織さん、こんな子に育ってちゃって悪いわね~。」


「ぷっ!可愛いですよね。」


香織がフォローするが


「可愛いくないわよ!ガタイばっか大きくて!」


はいはい…もう、どうとでも言ってくれよ。

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