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君と描き始める未来に

第8章 親善旅行?

マンションに着くと、何だか凄く安心だった。


「はぁ~!自宅ってホッとするな~!」


「はは!本当にお疲れ様~。志信、頑張ったね!」


香織が、笑顔で労ってくれた。


本当に強いよなぁ~君は…。


「香織ぃ~。」


「今、お茶淹れるね!」


キッチンに向かう香織を俺は、後ろから抱き締めた。


「わっ!大丈夫?」


倒れたと、思ったのかな?
肩に顎を乗せて、腰回りにギュッと力を入れる。


「香織…本当に…有難う…。」


俺は、まだまだ母さんたちの気持ちが、解ってなかった…けど、香織のお陰で教えて貰えたな。


「ふふ…楽しかったね…。」


「う~ん…それは微妙…。」


「「はははっ!」」


二人して、思いっきり笑い合った。

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