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君と描き始める未来に

第8章 親善旅行?

お茶を飲みながら、荷物を整理する。


母さん…会社にって…ゆるキャラばっかりなんだけど。


課長や部長には、渡しにくいな。


「志信…お義母さんから、これ頂いたんだよ。」


「ん~?熊~?」


「違うよ!ネックレス!」


「あっ…そう言えば昨日から着けてたね。母さんがくれたんだ。」


香織の胸元には、一粒ダイヤのネックレスが、輝いていた。


「お義母さんが、嫁いだ時にお姑さんから、貰ったんだって!お兄さんのお嫁さんには指輪で、私にはネックレスって!デザインも新しくしてくれたんだよ。」


「そうなんだ…。」


母さん…本当にやること、卒がないよな…。


「受け継いでいって欲しいって…私にもお嫁さんを迎える時が来たら、渡してあげれるかな~!」

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