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君と描き始める未来に

第8章 親善旅行?

ニコニコ語る香織に


「ははっ!大分先だし…先ずは、子ども作らないとね。」


「はっ…そうだね…。」


「ハネムーンベイビィは、無理だったけどね~。」


苦笑すると


「でも…いつか、きっと志信と私を選んで来てくれるよね。」


夢を見るように、語る君…。


俺たちを選んでか…どんな子が来てくれるのかな。


俺は香織を抱き締めて


「きっと…優しくて、可愛い子が来てくれるよ。」


そう…君みたいに…。


「楽しみだね…そしたら、真っ先にお義母さんに会わせてあげようね。」


「…うん…。」


それはまた、どうなる事やらだな…。


「今日から、頑張らないとな!」


「え~!毎晩は無理だよ~!」


「ガ~ン!ショック!」


「もうっ!」


俺たちは、鼻先をくっ付けて…そしてゆっくりと、キスをした…。

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