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君と描き始める未来に

第9章 台風

「ははっ!じゃあ、連絡しとくね!」


「うん…今日は、ずっとベッドでこうしてよう…。」


香織のおでこに、キスをする。


「もう~ちょっと、休ませて~。」


頬をぷぅ~って膨らましてる。


その頬を突っついて


「だって…久々だったから…歯止めが利かなくて…。」


旅行で溜まってた欲求不満を昨晩から解消中だった。


今だって、肌が触れ合うだけで、凄く安らぐ…。


あぁ…邪魔が居ないって素晴らし。


「まだ…もの足りない…。」


モソモソと、香織に顔を埋めていく。


「ちょっ!いっぱい、したじゃ~ん!」


「そんな回数は、してないよ!」


ニヤリと笑うと


「う…長かった…もん…。」


また、墓穴掘ってる…。

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