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君と描き始める未来に

第10章 友情と愛情

ラーメンパーティーと言っても食べれて二杯くらいだから、ただの飲み会状態だ。


摘まみに作ったものをつつきつつ、旅行の話で盛り上がった。


「それは、同情しますわね。」


「でしょ!黎子ちゃん、有り難う~!」


「志信の落ち込みぶりったら…あんなに凹まなくても。」


「あそこまで徹底されたらねぇ~。あれ、暢くん大丈夫?」


暢くんが真っ赤になって俯いていた。


まだ、そんなに飲んでないよな?


すると香織が


「あっ!ごめんね~!話題変えるね。」


「いえ…遠慮なくどうぞ…。」


そっか…ちょっと暢くんには刺激が強かったのか!


「そうだ!黎子ちゃんに聞きたい事があったんだ!」


そう…香織の飛び蹴り事件。

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