テキストサイズ

君と描き始める未来に

第10章 友情と愛情

いつも俺が一方的になってないかな…。


「えっ!…大丈夫だよ…。」


香織は、マグカップを両手で持って表情を隠す。


「もっとこうして欲しいとかさ…ここをもっととか…。」


俺は、つい真剣に詰め寄ると


「わっ!わっ!今聞かないでよ~!恥ずかしいじゃん。」


「でも、もっと香織が気持ち良くなれるなら~ムグゥ!」


両手で口を塞がれてしまった…。


「解った!今度!してもらいたい時は、言うから!」


凄い真っ赤っかだ…。


「ムググゥ~!(本当!)」


じゃあ…早速、聞きたい!


香織の手を剥がし、一気に引き寄せる。


「きゃ!志信っ!」


「香織…欲しい…。」


有無を言わせずに、唇を重ねる。


クチュ…あぁ…凄い落ち着く。


「ん…んん…。」


香織は腕を背中に、回してきた。


可愛い…。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ