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君と描き始める未来に

第11章 君との思い出

「小田切さん、香織さん、いらっしゃい!」
「しゃ~い!」


奥さんの朋代さんと、星叶ちゃんが歓迎してくれる。


「お邪魔します。」


「あの~これ、ケーキなんですが、お口に合うか、分からないんですけど。」


朋代さんは、笑顔で


「あら、嬉しい!大丈夫、甘いのは、何でも好きだから。」


「良かった~。」


朋代さんは、昔から凄い気が利いて、優しい。


気遣いも然り気無い…そんなところに滝島は、ベタ惚れしてたよな。


普段からチャラケテた滝島も、気遣いピカ一だった…。


そんなところをお互い、見てたんだろう。


滝島が告白した時、素直に受け入れた時には、周りの連中は騒然としてたけど、俺はお似合いだと思ってた。


滝島には色々、感謝してる…光花の時は沢山助けられたし、香織も滝島に励まして貰ったり助けて貰ったと言っていた。


凄い頼りになる奴だ…あの悪フザケさえ無ければな!

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