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君と描き始める未来に

第11章 君との思い出

「香織…?」


「光花さんてさぁ…。」


「うん…。」


ドッキン…何だろう?


やっぱり、写真の事とか光花の話しになっちゃった事とか気にしてたのかな?


そうだよな…気ならない事ないか…。


これも俺が弱いからだ…謝っておこう。


「香織…今日は…」


「耳…動物の耳とか着けたら、めちゃめちゃ似合いそうだよね~。」


「はい?…耳って…。」


ニンマリ笑ってる。


「いや~あんな可愛いとは!ロリ系で萌えちゃうよね!ウサギとか~熊とかも似合っちゃったり!」


「…香織…さん?」


まるで、動物園に行ったとき、俺が光花に動物の被り物を被せた時と同じだよね…。


似た者同士なのかな…やっぱり…。


「写真見ながら、色々妄想しちゃった~!…あれ、志信どうかした?」


「あ…うん…凄いなって…。」


同盟軍すら手懐けた『腐女子』パワーに敬意を表したい。

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