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君と描き始める未来に

第4章 同盟軍

「へっ!香織ちゃん会社に来るの!?」


滝島は、モーニングコーヒーを飲んでいた手を止め、唖然としている。


「ヤバくない…。」


「何が?」


「同盟軍に、決まってるだろ!」


同盟軍…そう言えば先日、佐伯さんやら久喜さんがそんな事を言っていた様な…。


「いや!でも書類届けに来るだけだし。」


大事に捉えてない俺に、滝島は


「嘗めるな!恋愛の執念と怨念を!」


「へ!執念と怨念?何でさ?」


言った瞬間、滝島に空手チョップを食らった。


「ったぁ~!なっ…」


「いい加減に解れよ!香織ちゃんに何かあったら、知らないからな!」


滝島が、マジ焦っていた。


「とにかく、オフィスに戻るぞ!メールチェックだ!」


「あ…分かった…。」


それから思い知る…同盟軍の恐ろしさを…。

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