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君と描き始める未来に

第4章 同盟軍

会議も無事に終わり、その後も何事もなく仕事が終わると急いで帰宅した。 


同盟軍からメールが来たら、滝島が転送してくれるとは言っていた。


とにか先ずは、香織だ!


本当に何も無かったのか!


変な事言われたり、聞かれたりしてないのか!


いつになくダッシュして帰る。


ガッタン!と、ドアを勢い良く開けて


「香織~大丈夫か!」


「お帰りなさ~い!何が~?」


香織は、至って普通だった。


「あ…ただいま…。」


ニッコリ微笑み、スーツの上着を脱がせてくれながら


「会議、大丈夫だった?」


「あっうん!本当に助かったよ!」


「へへ~良かった!」


「香織…その…。」


「志信、先にお風呂入っちゃう?」


いつもと全くもって変わらない…様な気もするが、やっぱり微妙に違う!


「香織!」


「ビール冷やしておくね!」


う…何か隙が無い!


いつも隙だらけなのに…どうしよう~。


モヤモヤしながら、お風呂場に向かった。

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