テキストサイズ

君と描き始める未来に

第4章 同盟軍

「香織!」


抱き締め様とした瞬間…


「くっ…はははは~!ごめんね!志信~!笑っちゃいけないと思って堪えてて~!」


「へっ…?」


泣くところか、爆笑だよ…。


「ど、どうして?」


「ひぃ~苦しい…だってぇ~滝島さんから聞いてたけど、想像以上だったからさぁ~!志信も皆さんも大変だなって!」


「俺も最近現状を把握したんだけど…。」


その言葉に、香織は少し困った顔して


「はぁ~志信って人の事は見てるけど、自分には鈍いよね!」


ん…誰かに言われた気がする?


「滝島さんが、モテるけどモテない言ってたんだけど、志信と同じ会社じゃなくて良かった~!」


「何で!?」


「彼女たちと戦えないよ~!あっでも…。」


「でも…。」


解ってる…きっと同じ会社だったら、君は俺に興味すらなかった筈…。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ