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君と描き始める未来に

第4章 同盟軍

翌朝

虚ろな思考で目が覚めると、隣に香織の寝息が聴こえる。


余り寝れてなくて、ボウってしている。


「シャワー浴びるか。」


彼女を起こさない様に、そっとベッドを抜け出す。


昨晩は、結局ギリギリ堪えた。


やっぱり最後までの行為は、負担が大きい。


でも中途半端なのが、反って良くなかった。


安心感からか、気付いたら香織は眠りに落ちたが、自分が収集つかなくて…。


「はぁ…情けない…。」


男って生き物は、どうしようもないな…気持ちだけじゃ収まりきらないし。


自分で引いた期日は1ヶ月…後、一週間の辛抱だ。


香織の今度の検査の時に、運動しても大丈夫か聞いて貰おう…てか、綿密に企ててる俺って、やっぱり策士なのかな?


彼女の寝顔が、無性に可愛い。


頬にかかる髪を払って、柔らかい肌にそっと唇を寄せた。

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