テキストサイズ

君と描き始める未来に

第4章 同盟軍

「ふぁ~あぁ…。」


シャワーを浴びて、朝食を用意し香織を起こさずに出勤したが、とにかくアクビが止まらない。


「眠い…。」


「信りんたら、さっきからなんどもアクビして~昨晩、香織ちゃんと何したのぉ~?」


ニヤニヤしながら、椅子に股がったまま滝島が寄ってくる。 


「べっつにぃ~。」


「喧嘩でもした?」


俺の弱味でも、握りたそうだな…コイツ。


「しないよ!寧ろラブラブですから!」


ニヤリと笑って


「やっぱりなぁ~イヤらしい!」


「はぁ~!」


コイツ態とかよ!


「小田切さん…コーヒーどうぞ。」


「あ…佐伯さん有り難う。」


佐伯さんは、少し憔悴した顔で俺にコーヒーを差し出し


「昨日は、大変失礼致しました。」


あっ!謝ってる!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ