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君と描き始める未来に

第5章 スイートホリデー

「わっ!やっ!自分で拭くから~!」


「いいじゃん!拭かせてよ!」


念願?の一緒にお風呂に入った後、俺は香織の髪をタオルで拭いてあげている。


こうゆうこと慣れてないのか…俺も慣れてる訳じゃないけど!


風呂場で背中を洗ってる時から


「や~!恥ずかしいから自分でやるぅ~!」


「背中だけだって!アッチは良くてコッチは駄目なの?」


「だ、だって…感触やら…隅々まで、触れちゃうじゃん…。」


「そんな理由?」


「明るいし!」


「じゃあ、暗くする?…余計、妖しくない?」


「意地悪~!」


とにかく終始テンパっていて、面白かったな~。


また、一緒に入ろうっと!


ついニヤニヤしてしまう。


いい年して、端から見たら馬鹿だろうな~。


「はい!だいぶ乾いたよ。」


「あ…りがとう…。」


お風呂で温まったからか、照れ臭さか…香織の頬は真っ赤なリンゴみたいだった。

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