テキストサイズ

君と描き始める未来に

第5章 スイートホリデー

時計を見ると、もうお昼近かった。


朝食兼ランチだなこりゃ。


「香織~何、食べたい?」 


冷蔵庫を覗きながら、材料で作れそうなのを確認する。


ドライヤーで髪を乾かしてる香織が声を張り上げて


「何でもいいよ~!お腹空いたから~。」


まあね…朝食を食べたかったろうに、俺がやっちゃったからな~正直、俺もお腹空いてるな。


「パスタとスープでいいかなぁ~?」


「はぁ~い!食べたい!私スープ作るよ~!」


「オッケー!」


俺は、久々にエプロンを着けて、パスタパンを取り出した。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ