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君と描き始める未来に

第5章 スイートホリデー

月曜日

「おっはよ~ん!信りん、今日は顔が輝いてるね!」


ダブルベッドの件を知ってる滝島は、態とらしく言ってきた。


「まあね~!お陰様で、最高の週末でしたから。」


負けじと、言い返す。


「いや~ん!志信ったら朝からエ ロチック!」


「アホか!」


いつもの如く、冷たくあしらう滝島のおやじギャグも今日は、機嫌良くなるくらい俺はご満悦だった。


流石に2連チャンは負担だから、昨晩は何もしなかったけど…胸の中に包み込んで、香織の温かさを感じながら眠りに落ちる安心感は格別だった。


今日から、またがむしゃらに頑張れる気持ちが自然と沸いてくる。


無意識に口元は、綻んでいた。

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