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君と描き始める未来に

第6章 幸せの誓い

「小田切さん、香織は基本的オタクで、フォーマルな姿のタキシードやスーツに異様に萌えるんですよ!」


豪華な模様の振り袖姿で、腕を組ながら話す黎子ちゃんは、妙な迫力がある。 


まあ…確かに、言われて見ればタキシードの試着の時から、テンションが違ったのはそうゆう事か…。


ブライダルサロンの店員さんと自分のドレスの時より、妙に盛り上がってたっけ。


さっきから、照れ臭そうにしてたのは…腐女子萌ってヤツ!?


「うぅ…ここで暴露しなくとも~黎子も極妻みたいじゃない!」


「あら!似合うでしょ!単に、こうゆう時じゃないと、中々着れないしね。」


「そんな理由!!」


普段以上に妖艶に見える黎子ちゃんは、異様な光を放ってる。


周りの男性陣もチラホラ見てるが、暢くんが居るから近寄れないみたいだけど…違う意味なのかもしれない…。

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