テキストサイズ

君と描き始める未来に

第6章 幸せの誓い

「香織ちゃん!おめでとう~!綺麗だね~!」
「小田切さん、香織さんおめでとうございます。」
「おめでちょ~!」


滝島一家だっ!


「来て下さり有難うございます。」


「入院中は、差し入れ有難うございました!」


そう、滝島から香織の入院を聞いた奥さんは、何かと気にかけてくれた。


「いえいえ…また次も遠慮なく言ってね!」


ん?次って…


「何だよ~また香織ちゃんを事故らすの?」


「国彦さん、馬鹿ね~おめでたい時によ!」


「あっ!なぁ~る!」


「あ…はい…。」


香織は赤くなって、滝島はニヤニヤしてる。


「何?」


聞いてみると滝島が


「小田切!ここは、察しろよ!な~星叶!」


「ん~わかんにゃい!」


俺は星叶ちゃんを抱っこして


「だよねぇ~。…ん?もしかして…。」


香織は、モゴモゴしている…そっか!


「ははは!頑張ります。」


照れるけど、悟ったら


「いや~ん!信りんたら!」


「なっ!お前は!」


「もう!国彦さん!スピーチしっかりね!」
「ちっかりね!」
「はいっ!!」


奥さんと星叶ちゃんに、煽られ慌てる滝島…本当に理想だよ…お前は。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ