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君と描き始める未来に

第6章 幸せの誓い

「志信さん…。」


香織が、心配そうに見上げる。


「こんなイケメンでも!でも、そのお陰でなべちゃんは、ダーリン見つけられたんなら凄いね~!会社でも噂はあったけど、今回は本当にサプライズだったから!」


「樋口さん!何か飲む!」


慌ててる香織…噂って…


「須永さん?」


俺が言うと


「へっ!須永嘉之を知ってるんですか?」


「志信さん!」


香織が、凄い顔になってる。


こんな時まで嘉之に当てられるなんてな…。
でも、もう香織は、一生俺の奥さんだから!


「えぇ…香織から聞きました。凄い才能があるアーティストで、会社で応援してたって!イタリア行きが、絡んでたものですから!」


ニッコリ返すと、井関さんは


「あらあら!だからイタリア行き微妙だったのね!話が無くなっても元気だったから不思議に思ったけど…そうなの~小田切さんが、絡んでたからなのね!」


「えっ!あぁ…はい。すみません。」


香織はばつが悪そうに俺を見たが、丸く収まったし、付き合ってた事になったから良いや~! 


更に笑顔で、押しきった!

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