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君と描き始める未来に

第6章 幸せの誓い

「料理もお酒も、たくさんお召し上り下さいね。」


ニッコリ、黎子ちゃんキャラをパクル香織。


「はい!美味しいです~!」

「あっ!こないだ家具のカタログが届きましてぇ~!」

「ドレス素敵ですね!」



比較的?若い子たちは、香織に飛び付いて色々話をしてくれていたが…佐伯さんは明らかにテンションが低い。


「佐伯さん…お疲れのところ、今日は本当に有難う。長い間、いつも佐伯さんには助けて貰ってたから、来て貰えて嬉しいよ。」


本当だった。


俺と滝島と同期の佐伯さんと、仕事に関わる事は沢山あった。


「そうですか…そう思って頂けて…私も嬉しいです。奥様…本当に素敵ですね。小田切さんが選ばれた理由…解りましたわ。」


「え?何が、かな?」


香織を選んだ理由…そんなの俺しか解らない筈。


「あんな可愛らしくて、スタイルも良くて…。お仕事もお洒落ですよね…。」


ん?意味が、解らないんだけど!

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