禁断の果実
第1章 双子の弟
息が荒く赤くなってるあたしを見てご満悦な様子の楓…
「どぉ?これだったら興奮しちゃった??」
ニコニコしてあたしを覗き込んでくる
「…知らないっ///」
…本当はすごくあそこが疼くくらい興奮していた
だって、楓を双子の弟としてじゃなく…男としてずっと意識してるから。
「……否定しないんだねっ」
クスクス笑う楓を軽く睨みつけた
「顔真っ赤にして、目を潤ませてんのに睨まれても怖くないよ〜?」
ポンポンっと頭を撫でられる
「本当に可愛いね、ちぃちゃんは」
「…っ///」
「…あれ?また顔赤くなっちゃった!」
あ、当たり前じゃん!!
そんな笑顔で可愛いとか反則だしっ