テキストサイズ

ただ…愛してる

第13章 泣かないで

脚を絡めながら
徐々に激しく絡む


息子君が居るから
俺達は、リビングへ


服を脱ぎながら
俺は…はなこさんの身体に
痕が残るほどキスをする
月光が甘く揺れて
はなこさんの顔を揺らす


『なんでなくの?』


頬を伝う
はなこさんの涙



『ごめんね…あたし…凄い嫌な女
貴方に抱かれながら…違うことを
考えてた…グッ…』



知ってる
何もかもね



『いーよ。そんなこと考えられないくらい愛すから。』




泣かないで…苦しまないで
はなこさん




細い身体を引き寄せ
泣いてる
はなこさんにキスをした
長く長く
深く

その涙を今すぐ
止めてしまいたい…


甘く漏れる
涙は
俺が全部舐めてやる…



ねぇ…はなこさん

もっと開いてよ…何もかも

ストーリーメニュー

TOPTOPへ