そして僕等は絡み合う
第5章 南野 昴の場合
少し勢いが弱った俺に、人見さんがスマホを取り出した。
「連絡出来るんすか!?」
「えぇ…一応。撮影中かもしれませんから取り敢えずメールしておけば、アパートに戻って来る前には連絡くれるかもしれませんので」
そう言いながら人見さんはまるでスマホの画面を撫でているかのように、素早くメールを作成していく。
流石、システムエンジニア!!
「そうですか!有難うございます!!」
本当はそれほど急ぐことでもないのに、ここまでしてくれるなんて!
人見さんの背後から光が射して見えてくるようだ!
思わず目を細めて手を合わせそうになった時はだった――――
ピロリロリ〜ン!
人見さんのスマホから着信音が鳴った。
「反応早いな、高橋さん」
「高橋さんっすか!?」
忙しいだろうに、直ぐに連絡くれるなんて!!
流石、カリスマモデル!!
モテる男はマメさが違うな〜!
「連絡出来るんすか!?」
「えぇ…一応。撮影中かもしれませんから取り敢えずメールしておけば、アパートに戻って来る前には連絡くれるかもしれませんので」
そう言いながら人見さんはまるでスマホの画面を撫でているかのように、素早くメールを作成していく。
流石、システムエンジニア!!
「そうですか!有難うございます!!」
本当はそれほど急ぐことでもないのに、ここまでしてくれるなんて!
人見さんの背後から光が射して見えてくるようだ!
思わず目を細めて手を合わせそうになった時はだった――――
ピロリロリ〜ン!
人見さんのスマホから着信音が鳴った。
「反応早いな、高橋さん」
「高橋さんっすか!?」
忙しいだろうに、直ぐに連絡くれるなんて!!
流石、カリスマモデル!!
モテる男はマメさが違うな〜!