愛 人 契 約
第2章 出会い
「桐谷未央ちゃん…23歳ね!一応身分証確認していいかな?」
わたしはさっそく面接に来ていた。
電話するまではやっぱり勇気がなくて、しばらくスマホとにらめっこしていたけど、背に腹は代えられず。
電話をしてしまうととんとん拍子に話が進んで、今に至る。
「はい、どーも!年齢確認だけはちゃんとしないとね。ほら、ヤバいから!」
ニコニコと明るくしゃべる男。
わたしとそんなに年も変わらなそうなのに、キャバクラの店長か~。
「今日時間大丈夫?さっそく体入しちゃおっか」
「体入?」
「体験入店!お試しってこと!あ、もちろんお給料払うからね~一万円!」
「い、一万円?!」
思わず身を乗り出す。
「や、やります。やらせてください!」
面接はほんの数分。
こうしてわたしはキャバクラの世界へ飛び込んでいった。
わたしはさっそく面接に来ていた。
電話するまではやっぱり勇気がなくて、しばらくスマホとにらめっこしていたけど、背に腹は代えられず。
電話をしてしまうととんとん拍子に話が進んで、今に至る。
「はい、どーも!年齢確認だけはちゃんとしないとね。ほら、ヤバいから!」
ニコニコと明るくしゃべる男。
わたしとそんなに年も変わらなそうなのに、キャバクラの店長か~。
「今日時間大丈夫?さっそく体入しちゃおっか」
「体入?」
「体験入店!お試しってこと!あ、もちろんお給料払うからね~一万円!」
「い、一万円?!」
思わず身を乗り出す。
「や、やります。やらせてください!」
面接はほんの数分。
こうしてわたしはキャバクラの世界へ飛び込んでいった。