愛 人 契 約
第3章 近づいていく距離
「おはようございま~す」
翌日ファミレスに出勤すると、控え室には拓也がいた。
「おはよーっす」
「拓也、こんな時間から入ってるのめずらしいね」
「もうあんま授業とかないし」
「ふぅん」
わたしは○ッチのバッグを置いて中からポーチを取り出す。
「ポーチも○ッチなんすね」
「え?あぁ、バッグと揃えたの。可愛い?」
「プレゼントですか?」
「まさか!自分で買ったの。…ってむなしくなること言わせないでよ~」
わたしは鏡を見ながら、髪の毛をひとつに束ねる。
あまりきつく結びすぎると跡がついてしまってキャバのときに変になるから、気をつけないと。
「未央さんこそ、最近遅い時間帯入ってないですよね」
「あ、あぁ~…そだねぇ~、夜の方が人足りてるって言われたからさ!」
「へぇ~」
拓也はじっとこっちを見つめている。
『ほんとかよ』とでも言いたげな目だ。
でも別に悪いことしてるわけじゃないし…!
わたしは制服へ着替えに更衣室へと入っていった。
翌日ファミレスに出勤すると、控え室には拓也がいた。
「おはよーっす」
「拓也、こんな時間から入ってるのめずらしいね」
「もうあんま授業とかないし」
「ふぅん」
わたしは○ッチのバッグを置いて中からポーチを取り出す。
「ポーチも○ッチなんすね」
「え?あぁ、バッグと揃えたの。可愛い?」
「プレゼントですか?」
「まさか!自分で買ったの。…ってむなしくなること言わせないでよ~」
わたしは鏡を見ながら、髪の毛をひとつに束ねる。
あまりきつく結びすぎると跡がついてしまってキャバのときに変になるから、気をつけないと。
「未央さんこそ、最近遅い時間帯入ってないですよね」
「あ、あぁ~…そだねぇ~、夜の方が人足りてるって言われたからさ!」
「へぇ~」
拓也はじっとこっちを見つめている。
『ほんとかよ』とでも言いたげな目だ。
でも別に悪いことしてるわけじゃないし…!
わたしは制服へ着替えに更衣室へと入っていった。