テキストサイズ

愛 人 契 約

第4章 初めての夜

ズッー……



「……………っ……!」



久しぶりだからか、黒崎さんのが大きいからか分からないけど、初めてのときみたいな痛みが走った。



い…痛い……

思わず声に出してしまいそうになった気持ちを抑えて、ぎゅっと目を固くつぶる。



「………痛い?」

「えっ?…ぜ、全然…大丈夫ですよ?」

「身体、すごい力入ってる」



口では強がっても身体は正直で。

黒崎さんは全部お見通しだった。





「大丈夫…力抜いて?」



わたしの緊張をほぐすように、優しいキスをする。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ