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僕の初恋。

第5章 ☆二人の誓い…


唯月Side

俺が悠人と出会ってから惚れるまではそんなに時間はかからなかった。
フられるならフられる、それでよかった。
ただ、アイツに俺の気持ちがわかってほしかっただけ。

入学式から3ヶ月経ち、クラスにも馴染みが出てきた。
そんな日の放課後。
悠人を呼び出し、想いを告げる………前に悠人に告白された。

「いきなりこんな所に呼び出して悪かっ…「あのっ!!僕…」…え?」
「僕、先生の事が…その、男同士だけど…愛とかわかんないけど…そのっ…あの…」

もう男同士だとか愛だとか言ってる時点で何を言おうとしてるのかわかる。
おどおどしている悠人を見ていると、愛おしいさが込み上げてきて、悠人を抱き締めた。

「愛がわかんないんだったら教えてやるよ…。手取り足取り…な?」
「…っ!!」
「好きだよ。悠人」
「…僕、好きがなんなのか…わかんない…」
「大丈夫。愛がわかれば、悠人は好きもわかる…。親の分まで愛してやるからな…」
「…っうん!」

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