僕の初恋。
第5章 ☆二人の誓い…
「……ぼ、くね…中学校の時ね…………………たくさんヤられてきたの……………」
………は?
やられてきた?ヤラレテキタ?殺られてきた?ヤられてきた?
……どれだ?
「……知らない人に、入れられて………中に出されて………最後に言われるのが………『また、よろしくね』だったの………」
ヤられてきた…の方か…。
黙って抱き締めて、思い出して怖いのか震えている悠人の額に優しくキスをおとして、目を合わせた。
「…無理しなくていいぞ?言いたくなかったら言わなくていいから…ね?」
そう言うと首をふり、俺の手を握りしめて…
「…先生に…知っていてほしいから…僕の…全部…」
「そっか…。やめたくなったらやめて良いからな」
「うん…。ありがとう」