僕の初恋。
第7章 僕なんて…
「では、戦争ですね」
そこには、いつからいたのか
他の教員の一番後ろには校長がいた。
「校長!」
「えぇ、やってやりましょう!」
「頑張りましょう!」
次々に賛成の声が挙げられ、
俺は皆の白熱した思いが嬉しかった…
「皆さん…っありがとうございます!」
-1A教室-
悠Side
バタバタバタバタ…
廊下から騒々しい足音が聞こえてきて、俺は知紀と一緒に教室のドアを見ていた。
バンッ!
突然ドアが開かれ、そこにいたのは1年にして学校1の情報通、真野 啓介(まの けいすけ)だった。
「大変だ!先生が…唯月先生が学校辞めるって!」