僕の初恋。
第7章 僕なんて…
「……………………………ん……」
……朝…か。
「ふわぁぁあ……っ…」
寝みぃ…
「…学校」
-職員室-
怠い足取りで学校へ。
職員室に足を踏み入れて、挨拶をする。
たぶん全員から白い目で…はぁ……。
「おはようございま…」
「唯月先生!大丈夫ですからね!?」
は!?
「先生辞めるなんて…冗談ですよね?」
え!?
「やめないでください!」
ちょいちょいちょい…!
「教育委員会なんて…捻り潰してやりましょう!」
「…いや、待ってください!」
俺は、大声を出した。
「あ…いや…俺は、辞めるつもりはないですよ?だから…」
「みんなで一緒に戦っていきましょう!」
「巧夜…」
隣には俺と並んでみんなと相対している、笑顔の巧夜がいた。